2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧
昼過ぎから、川沿いの国立公園の上流のエリアの一つへ行く。 初めて訪れる場所。 たっぷりの水が勢いよく流れている。 水草が美しい。 水鳥の足跡を見つける。 少し離れた場所に、Canada Goose(カナダガン)の群れが。足跡の主か。 緑ばかりの河原、所々で…
巻第十一 内侍所*1都入*2 新中納言・知盛卿は「見届けねばならない事はすべて見た。今となっては自害するだけだ」と、乳母の子である伊賀平内左衛門家長*3を呼んで、「どうだ、生死を共にという約束に間違いはないか」と尋ねた。伊賀は「言うまでもありませ…
昨日は朝から青空だった。日差しは暖かく風はやや冷たい。気持ちがいいので、窓を開けて過ごした。 夕方五時過ぎ、にわかに空が暗くなったかと思うと、激しい雷の音が響き始めた。あわてて窓を閉める。間もなく大粒の雨が降り出した。と、テラスの床をたたく…
二つ目のクッションカバーが完成する。 でき上がるとやはり嬉しいものです。 一つ目(後ろ)と一緒に。 パターン:QuiltsHawaii.com
巻第十一 能登殿最期*1 安徳天皇の生母である建礼門院は、この様子をご覧になって、温石*2・硯を左右の懐に入れると、海へ入られた。これを、源氏方の渡辺党の源五馬允・昵*3が、誰とも知らずに、髪に熊手を掛けて引き上げた。平家の女房たちが「ああ、何と…
巻第十一 先帝身投*1 源氏の兵士たちは既に平家の船に乗り移り、水夫・舵取りをどんどん射殺したり、切り殺したりしている。船を立て直す事ができないまま、水夫・舵取りは船底に倒れ伏すばかりだった。新中納言・知盛卿は小舟に乗って安徳天皇の御所となっ…
相変わらず、冷たいタイルの上が気に入っているクロ。 いい加減、爪を切らなければ。
巻第十一 遠矢*1 源氏の方の和田小太郎義盛*2は、船には乗らず、馬に乗って渚に控えていたが、甲を脱いで従者に持たせると、あぶみ置いた足を思い切り突っ張り、弓をよく引いて次々に矢を射た。三町*3前後にいる者なら、はずす事はなかった。その中でも特に…
川沿いの国立公園へ。 朝はかなり気温が下がっているので、長袖を着て行った。 横からの日差しがまぶしい。 湿原の木道へ入ると、あちこちで小鳥が動き回っている。橙色や黄色のものもいるようだ。 見たことのない色合いの鳥は、Tennessee Warbler(マミジロ…
巻第十一 鶏合 壇浦合戦*1 そうしているうちに、九郎大夫判官・義経の軍勢は周防に渡り、兄である三河守・範頼の軍勢と一つになった。平家は長門国の「ひく島*2」に着いた。源氏は阿波国の勝浦について、屋島の戦に勝った。平家が「ひく島」に着いたと聞く頃…
ケージの掃除の後、中に大好物のドライフルーツが少々置かれることをクロは覚えた。 この頃は待ちきれないようで、掃除に取り掛かると駆け寄って来る。水を入れ替えたりトイレを片付けたりしている途中なのに、もうケージの中で待っている。 なかなかケージ…
巻第十一 志渡合戦*1 夜が明け、二月十九日になった。平家は船に乗り込み、讃岐国の志度の浦*2へと退いた。義経は三百騎の中から八十騎ほどを選りすぐり、平家を追った。これを見た平家は「敵は小勢だ。取り囲んで討て」と、再び千人ほどが渚に上がり、うめ…
二つ目のクッションに取り掛かっている。 やはりエンゼルトランペットの模様にした。一つ目より模様がやや複雑なので縫っていて面白い。 実際のエンゼルトランペットは十年ほど前からあちこちでよく見かけるようになった気がするが、ハワイアンキルトの定番…
まるで今さっきしたためられたかのように生々しい言葉の数々は、一人の絵描きが確かに生きていたことを否応なしに伝えてくる。 常に貧困に悩まされ、時には「絵との悪縁がときどきいやになる」とつぶやきながらも、彼はただひたすら描き続けた。 そこにいる…
青空が広がったので、川沿いの国立公園へ行く。 朝から吹いている風のせいで、木がギシギシと音を鳴らす。木の葉も舞っている。 紅葉が始まっている木もあった。 風は爽やかで、日向は暖かい。いくらでも外で過ごせそうな日だ。 湿原の林では、これまでにな…
巻第十一 弓流*1 あまりに面白く、感嘆の気持ちを抑え切れなかったようで、船の中から、五十歳ほどの黒革で綴った鎧を着て白柄の長刀を持った男が現れ、扇を立てていた場所で舞い始めた。伊勢三郎義盛が那須与一の後ろへ馬で歩み寄り、「ご命令だ、あれを射…
クッションができあがる。 チャコペーパーや鉛筆の下書きを消すため、一度丸洗いしてから乾かした。 こちらQuiltsHawaii.com のフリーパターンを使用しました。 花(プロテア)の模様部分がキルティングで表されている。もう一つはエンゼルトランペットにす…
巻第十一 那須与一*1 そうしているうちに、平家に背いて源氏の進撃を待ち構えていた阿波・讃岐の者たちが、潜伏していた峰や洞から十数騎、二十騎と、集まり始めたので、義経の軍勢は程なくして三百騎を越えた。「今日は日も暮れた。勝負は明日に持ち越そう…
ニンジンの葉っぱを食べるクロ。今日はオーガニックです。 ひと茎食べ終わるたびに、口の周りをなめる。
昨日に引き続き、今日もうどんを作った。 といっても、うどんを(足で)打つのは夫で、私は出汁や薬味を準備しただけだが。 昨日は強力粉と薄力粉を半々に用いたら腰が強過ぎたので、今日は薄力粉だけにしてみた。これが我が家にはちょうどよかった。
池の真ん中で休むカワウ。 Great Egret(ダイサギ)は数羽いた。Great Blue Heron(オオアオサギ)も、ちらほら見かけた。 池に突き出した桟橋のようなものに、Great Egret(ダイサギ)と何かもう一羽、黒と白の鳥がとまっている。車でゆっくり近付いた。 途…
昼前に家を出て、少し南にある水道局の池と湖へ向かった。 池の土手に咲く花に寄せる蝶。 あちこちで蝶を見かける。 赤トンボも忙しく飛び回っていた。こちらで見たのは初めて。
巻第十一 嗣信最期*1 九郎大夫判官・義経のその日の装束は、赤地の錦の衣に、裾に行くにつれて紫が濃くなるように配色された糸で綴られた鎧を着て、鞘・柄などが黄金で飾られた太刀を帯び、黒白の斑文が鮮やかな羽ではいだ矢を背負っている。藤つるをびっし…
初めての方法で、いきなりベッドカバーを作るのは無理がありそうだ。 ちょうど、家のクッションのカバーがヨレヨレになってきたこともあり、まずクッションカバーを作ってみることにした。
朝から気持ちのいい青空が広がった。 川沿いの国立公園へ行く。肌寒いので長袖を羽織って歩いた。 この辺りでは小降りだった雨も川の上流では大雨だったようで、川には茶色に濁った水があふれていた。 羽繕いをするGreat Blue Heron(オオアオサギ)。 湿原…
巻第十一 勝浦*1 夜は既に明けていたので、渚には赤い旗がいくつかはためいていた。義経はこれを見て、「おや、我々に対する準備をしていたな。船を岸に横付けし、傾けて馬を下ろそうとすれば、敵の的となって射られてしまうだろう。渚に着く前に、馬を海に…
クロが再び丸くなってきたような気がする。 ソファに座っていると、お腹にクロが跳び乗ってくる時があるが、「うっ」とうなってしまうほど重い。我が家に来たばかりの頃は、片手に乗るほどだったのが嘘のようだ。 よくこんな顔でこちらを見ます。 爪の手入れ…
巻第十一 逆櫓*1 元暦二年一月十日、九郎大夫判官・義経は後白河法皇の御所である六条西洞院を訪れ、大蔵卿・泰経*2朝臣を介して後白河法皇へ以下の事をお伝えした。「平家は神にも見放され、君主にも見捨てられ都を出て、波の上を漂う落人となりました。し…
今のアパートのガスオーブンは、なかなか温度が上がらないこともあり、まだうまく使いこなせないでいる。 ロールケーキなど、短時間でいいものなら何とかなるが、パンの場合、焼き色がきれいにつかないので少々困っている。 それでもパンが食べたいなあと思…
たくさんのCanada Goose(カナダガン)の中に、二羽のMute Swan(コブハクチョウ)が混ざっていた。 あらためて見ると、美しい。 ハチドリの好きな花がたくさん咲いているなと思っていたら、瞬く間にあちこちからRuby-throated Hummnigbird(ノドアカハチド…