2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

今朝は、久しぶりにEastern Bluebird(ルリツグミ)のいる公園へ行った。かなりの数の小鳥が飛びまわったり、さえずったり、地面でエサを探したりしている。 最初に近くまでやって来たのはYellow-rumped Warbler(キヅタアメリカムシクイ)。 Chipping Sparr…

長い間、目を楽しませてくれた紅紫色のJudas Tree(セイヨウハナズオウ)Eastern Redbud(アメリカハナズオウ)、瞬く間に辺りを華やかにしてくれた薄紅色の桜、どちらもそろそろ終りを迎えようとしている。 今は、ハナミズキの白が風景を彩っている。

オーガニックな生鮮食料品を扱う店を覗いたら、ホワイトアスパラガスが出ていたのでスープを作ることに。 甘さの中にほろ苦さがあり、何ともおいしい。ただ、どうやっても繊維質が残った。食感がいいので悪くはないのだが、以前、ドイツで食べた時はもっと滑…

平家物語を読む96

巻第六 横田河原合戦*1 八月七日、太政官庁にて大仁王会*2が行われた。これは、平将門を追討するため、天慶三年*3に行われた大仁王会にならったと聞く。九月一日には、藤原純友追討にならって、鉄の鎧・甲が伊勢大神宮に奉納された。勅使は祭事を主宰する伊…

朝起きてすぐ、気温を確かめようとドアを開けると、目の前まで霞むほど濃い霧が出ている。それでも何となく辺りは明るい。昨日までの曇りとは様子が違うので、散歩に行くことにした。 家を出る頃には霧はずいぶん上がっていた。車を走らせて十分もしないうち…

初めての机

姉と私は学年にして三年違い、姉が小学校に入学する年の春、家に子供用の机が一つ届いた。父のこだわりだったのだろう、その頃主流になりつつあった様々な機能がついた「学習机」ではなく、しっかりとした木で作られたシンプルな机だった。前面に一つだけ浅…

Lottie's Princess Dress

こちらに来てしばらくした頃、図書館の絵本の本棚で偶然見つけ、一目で気に入った本。残念ながら、現在品切れのようで手元にはない。 物語は、子供(女の子)の気持ちや、その目に映る世界を見事に表していて、自然と心が動かされる。そして絵が素晴らしい。…

家うさぎのサイト、Hopperhomeを見ていたら、普段のクロの行動と照らし合わせて「なるほど」と思う記述がいくつもあった。 ※→は、我が家のうさぎの行動です。 ・名前や簡単な言葉を学習することができる。→「クロ」と呼ぶと、駆け寄ってきたりこっちを向いた…

この辺りの桜は花が散り始め、そろそろ葉桜になってきた頃。 今日、出かけた先で、種類が異なるのか、まだ美しい花を咲かせる桜の木を見つけた。 少し大ぶりの花です。

縄張り意識が強いせいか、たとえそれがクッションや雑誌であっても、部屋の床に普段ないものが置かれていると、すぐにクロは調べにやって来る。 引越しの荷物が気になるクロ。 *画像の鳥は、Downy Woodpecker(セジロコゲラ)のオスです

平家物語を読む95

巻第六 嗄声*1 一方、越後国の住人・城太郎助長は、越後守に任じられた恩に報いようと、木曾を追討する事にした。六月十五日に総勢三万騎以上で出発し、翌十六日の午前六時頃に敵を攻める予定である。が、十五日の夜中に突然、強い風が吹き大雨が降り、雷が…

平家物語を読む94

巻第六 祗園女御 またある人は、清盛は忠盛の子ではなく、本当は白河院の皇子であると言った。永久の頃*1、祗園女御と呼ばれる白河院お気に入りの女性がいた。東山のふもとにあったその住まい、祗園感神院*2に、白河院は足繁く通われていた。ある日、殿上人…

引越しまであと二週間ほどなので、少しづつ片付けを始めている。ダンボールを組み立てて本を入れたり、冬物の衣類をトランクに詰めたりしていると、いつもと違う行動が気になるのか、クロがすぐに様子を見にくる。 私が忙しそうに部屋を行ったり来たりしてい…

志賀直哉

折にふれて読んでいる志賀直哉の作品だが、最近になって、氏の何者からも自由な確固たる自己を、強く感じるようになった。 誰が何を言おうと、どう解釈しようと問題ではない。勝手なことを言いたい人には言わせておけばいい。自分にとって、唯一の問題は自分…

ようやく晴れたので、川沿いの国立公園へ行く。 鳥は相変わらずたくさん見かけるが、冬より警戒心が強くなっているよう。 川ではNorthern Rough-winged Swallow(オビナシショウドウツバメ)が群れていた。 木の枝に留まったり、川面を飛び回ったりしている…

下あごの毛繕いもちゃんとするクロ。 二重あごのようにしてから、上手になめている。毛の根元(白い部分)が見えています。

ブティ

綿詰めは、予想していた通り細かい作業でなかなか手間がかかる。 道具として、竹串を細く削って先をヘラ状にしたものを使用する。金属やプラスチックでは綿が滑ってしまうので竹がいいようだ。 毎日、時間を見つけて少しづつやっています。

平家物語を読む93

巻第六 慈心房*1 古老によると、清盛公はまったくの悪人に見えるが、本当のところは慈恵僧正*2の生まれ変わりだという。摂津国に清澄寺*3という山寺があり、この寺に元は比叡山の学問僧で長い間、法華経を深く信ずる慈心房尊恵という僧がいた。仏果を求めて…

Ivory-billed Woodpecker

既に絶滅したと考えられていたIvory-billed Woodpecker(ハシジロキツツキ)がアーカンソー州の森で発見されたと伝えられたのは、昨年の5月頃のこと。以来、Ivory-billed Woodpeckerの生存を確実なものとするための調査や、付近の森一帯*1の保護のため、多く…

平家物語を読む92

巻第六 築島*1 他ならぬその葬送の夜、不思議な事がたくさん起こった。玉を磨いて金銀をちりばめて作られた西八条殿が、その夜突然、焼けてしまったのだ。人の家が焼けるのはよくある事であるが、これには驚かされた。何者の仕業かというと、放火だったと聞…

平家物語を読む91

巻第六 入道死去 その後、四国の兵士たちは皆が河野通信に従うようになった。平家から度重なる恩賞を受けていた熊野の長官である湛増*1までもが、源氏の側についたとの噂も聞かれた。東国・北国のほとんどすべてが平家に背き、紀伊・四国・九州もその例外で…

クロの正面顔が撮れたので、ちょっと遊んでみることに。 右半分を反転して合成してみた。一見わからないが、わずかに輪郭が大きくなったよう。やはり完全に左右対称ではないのか。 前から気になっていたのだが、あごの下のアポクリン腺の周りの毛がカピカピ…

平家物語を読む90

巻第六 飛脚到来 木曾という所は、信濃国でも南の端、美濃国との境であり、都にも意外に近い。義仲の謀反をどこからか耳にした平家の人々は「東国が背いたのでさえ大変な事であるのに、北国までもとは、どうしたものか」と騒いだ。清盛公は「その者は問題に…

春のせいか、においつけも念入りになってきたクロ。あごをクッションにすりつけています。

今は、Judas Tree(セイヨウハナズオウ)Eastern Redbud(アメリカハナズオウ)の濃い紅色が目を引きます。

午前中、川沿いの国立公園へ行く。Carolina Chickadee*1(カロライナコガラ)がよく飛び回っている。 湿原から特徴のある懐かしい鳴声が聞こえてきたので姿を探すと、遠くにではあるが、真っ黒で両肩だけが赤い鳥―Red-winged Blackbird(ハゴロモガラス)の…

早いもので、桜が満開だ。 夫の母が送ってくれた桜の塩漬けがあったのを思い出し、桜のロールケーキを焼いた。 生地には抹茶をほんの少しだけ混ぜた。中のフルーツはイチゴ。

平家物語を読む89

巻第六 廻文*1 清盛公はこのようなひどく思いやりのない振る舞いも、さすがに度が過ぎたと思ったのだろう、後白河法皇をお慰めしようと、安芸の厳島の内侍との間に生まれ十八歳になった艶やかな娘*2を、法皇のもとへと置くことにした。二位・三位の典侍や大…

平家物語を読む88

巻第六 小督*1 高倉天皇は葵前へのどうする事もできない思いに、沈みがちでいらっしゃった。何とかお慰めしようと、中宮は小督殿という女房を天皇のお側に置かれた。この小督殿は中納言・藤原成範*2の娘であり、宮中一の美人で、琴の名手であった。実はこの…

クロの成長により、ケージの三角トイレが狭くなってきた。 トイレをする前に、ちゃんとにおいを確認するクロ。 体を少し斜めにして上手に使用しているが、完全に胸から上が外にでてしまう。 すっかり斜めになっていることも。手もはみでた。 一年前はこんな…