2006-09-29から1日間の記事一覧

平家物語を読む172

巻第十一 内侍所*1都入*2 新中納言・知盛卿は「見届けねばならない事はすべて見た。今となっては自害するだけだ」と、乳母の子である伊賀平内左衛門家長*3を呼んで、「どうだ、生死を共にという約束に間違いはないか」と尋ねた。伊賀は「言うまでもありませ…

昨日は朝から青空だった。日差しは暖かく風はやや冷たい。気持ちがいいので、窓を開けて過ごした。 夕方五時過ぎ、にわかに空が暗くなったかと思うと、激しい雷の音が響き始めた。あわてて窓を閉める。間もなく大粒の雨が降り出した。と、テラスの床をたたく…