2007-01-01から1年間の記事一覧

来年の年賀状用のハガキ、注文していたものが今日届く。 この一年で撮った野鳥の写真にはあまりいいものがなかったので、今回は旅行の写真を用いた。

クロのまぶたが二重まぶたのようになっていた。

前足を伸ばし切ったまま寝ているクロ。

早秋の冷え込みがほとんどなかったせいだろう、今年の紅葉は鮮やかとは言い難いのだが、それでもやはり山の紅葉は見ておきたい。車で北へ一時間ほどのところにある州立公園へ行くことにした。 思っていたよりもずっと、山は色付いていた。 滝まで、遊歩道を…

Thermal

Pinwheel Sweaterに使った糸が余ったので、それに数玉を追加してセーターを編んでいる。 普段、着ることのできるようなものに仕上がるといいのだが。

今週から一段と寒くなった。今日などは、夜間は0℃近くまで冷え込むそうだ。 部屋の窓の前の木もここ二日ほどですっかり葉の色を変えた。黄色がまぶしい。フィーダーには冬鳥のYellow-rumped Warbler(キヅタアメリカムシクイ)が姿を現すようになった。 毛…

夕方、静かな部屋で編物をしていたら、ピーピーとかすかにクロの寝息が聞こえてきた。 今のところ、クロが出す音には三つある。この寝ている時の鼻のピーピーという音と、毛繕いをする時のキュッキュッという音、それから私の足の周りを回る時(おそらく機嫌…

切手

今後、料金が変ってもずっと使えるタイプの切手が発売されているのを知りながら、ついついデザインに引き寄せられて通常のタイプの切手を買ってしまった。 オーロラのものと受粉を行う生物のもの。日本へのハガキ用の切手が、今年は南国風なのが何とも。

川沿いの国立公園へ。 前回、約十日前に訪れた際には、まだ見られなかった冬鳥がずいぶん渡って来ているようだ。林の中も湿原も、鳥の声でにぎやかだった。 よく目についたのはRuby-crowned Kinglet(ルビーキクイタダキ)とGolden-crowned Kinglet(アメリ…

ここのところの気温の低下で、アパートの敷地内の木にも変化が見られるようになった。

徒然草を読む182

第二百四十三段 八つになった年に、父*1に尋ねた事がある、「仏とはどのようなものでございますか」と。父が、「仏とは、人が成ったものである」と言ったので、私はまた尋ねた、「人はどのようにして仏に成るのでございますか」と。父は、「仏の教えによって…

徒然草を読む181

第二百四十二段 とこしえに逆境と順境とに振り回されるのは、偏に苦から離れ楽を求めようとするがためである。楽というのは、何かを好み愛する事である。これを求める心が、止む事はない。人が楽欲*1するもの、その一つが名声である。名声には二種ある。行状…

徒然草を読む180

第二百四十一段 満月の丸さというのは、少しの間もとどまる事がなく、すぐに欠けてしまう。心を留めない人には、一晩のうちにそこまで変ってしまったようにも見えないであろう。同じように、とどまっている間もなく重くなっていき、もはや死期が近付いている…

Pinwheel Sweater with Crocheted Edges

赤ちゃんだけでなく、母親である姉にもショールか何かを編もうと思い、本を見たり調べたりしているうちに、いろいろな方が編まれているPinwheel Sweaterが目に留まった。 これもかなり甘いデザインだが、姉には似合うだろう。私には到底似合わないが。 縁を…

徒然草を読む179

第二百三十九段 八月十五日・九月十三日*1は、婁宿*2に当たる。この日は、曇りなく澄んでいるので、月を愛好するのにふさわしい夜とされる。 第二百四十段 人目を忍んで会おうとしても浦では海人の見る目が煩わしく*3、闇に紛れて会おうとしても見張っている…

部屋に出ているクロの頭を撫でていると、いまだに「何で同じ空間に兎がいるのだろう」と不思議な気持ちになることがある。

徒然草を読む178

第二百三十八段 貴人の随身を務める近友*1が自慢話として、七箇条を書き留めた事がある。皆、馬術に関する事で、たいしたことのない話ばかりである。その例にならって、自慢する事が七つある。 一、人をたくさん連れて花見をしていた際、最勝光院*2の辺りで…

徒然草を読む177

第二百三十七段 柳筥*1に乗せて置く物は、削った柳の木と平行になるように置くか、または直角になるように置くか、それは置く物によるべきなのだろうか。「巻物などは、平行に置き、木の間からこよりを通して結びつける。硯も、平行に置いてあるのは、筆が転…

日曜、日没に間に合うように家を出て湖へ向かう。 太陽が沈んだ直後の湖。 刻一刻と、空の色は変っていった。 湖の縁に、ぽつぽつと奇妙な形の木の根が並んでいた。昔、切られてダム湖の底に沈められた木が、水の減少により姿を変えて現れたもの。

徒然草を読む176

第二百三十六段 丹波に出雲という所がある*1。出雲大社の神霊を請い迎えて祭り、出雲神社が造られた。はだの某とかいう者が治める土地であり、秋の頃、聖海*2上人はたくさんの人を誘って、「さあおいで下さい、出雲神社の参詣に。かいもちい*3をご馳走しまし…

徒然草を読む175

第二百三十五段 主人がいる家には、無関係な人が、好き勝手に出入りする事はないが、主人がいない家には、通りすがりの人がみだりに立ち入ったり、狐やふくろうのようなものまで、人の気配にさえぎられる事がないので、居場所を手に入れて満足したような顔で…

ここしばらく断続的に降っていた冷たい雨は夜のうちに上がったようだ。雲の切れ間から青空がちらちらと見える。用意を済ませて、いそいそと川へ向かった。 今朝は一段と冷え込んだ。こんな日が続けば、紅葉も進むに違いない。 けたたましい鳴き声を頼りに、P…

徒然草を読む174

第二百三十四段 何かについて尋ねてくる人というのは、その答えを知らない訳でもないだろうから、それを真に受けて答えようとするのは馬鹿馬鹿しいと思うのだろうか、相手の心を惑わすような曖昧な返答をする人がいるが、よくない事である。既に知っている事…

リンゴが一個あったので、いつかの残りのクルミも入れてケーキを作ることに。 粉にアーモンドプードルを1割ほど混ぜたら、とても香ばしく焼き上がった。 昨日は落ち葉のクッキーを作った。

徒然草を読む173

第二百三十三段 すべてにおいて過ちがないようにしようと思うのならば、何事にも真心を込めて、相手によらず、誰に対しても礼儀正しく、言葉は少ないに越した事はない。男女・老少、皆、そのような人というのはいいものだが、特に、若くて美しい人で、言葉遣…

ほとんどカメラ初心者の私には、The BetterPhoto Guide to Digital Nature Photography (Better Photo Guide to)が非常に役に立ったので、もう少し詳しく知るために今はDigital Landscape Photography: A Step-By-Step Guide to Creating Perfect Photosを読…

徒然草を読む172

第二百三十二段 大体のところ、人というものは、無智・無能であるようにしている方がいいのだ。ある人の子で、見た目なども悪くない者が、父の前で、人と話をする際に、歴史書の本文を引用していた。これは確かに賢そうには聞こえるが、目上の人の前ではその…

土曜、いつもの川で朝焼けを見ようと、暗いうちに家を出る。 川へ到着しても辺りはまだ真っ暗だった。小さなライトで足元を照らしながら歩く。 残念ながら、夜のうちに雲はすべてどこかへ行ってしまったようだ。朝焼けは期待できそうもない。だが、星空の下…

徒然草を読む171

第二百三十一段 園の別当入道*1は、無双の料理師である。ある人の所で、見事な鯉が出てきたので、人々は皆、別当入道の包丁さばきを見たいと思ったが、軽々しく口に出すのもいかがなものかとためらっていると、別当入道は、機転が利く人だったので、「この度…

このところ、クロの食欲がすさまじい。 朝与えたペレットが、夕方になる前にすっかりなくなっている。ヘイもばりばり食べる。季節のせいだろうか。 「撫でろ」の要求も多くなったような。 ところで、リビングルームと廊下の間の仕切りを、ダンボールから板に…