地元のAudubon Society主催のマスターバーダーのコースも残すところあと1週間。今朝は最後のフィールドトリップへ参加するため、朝7時前に家を出た。
このコースは週2回の講義に加えて、毎週土曜朝には各所でのフィールドトリップもある。といっても、講義の方は以前Cornell Labのホームスタディコースで学んだものと当然重なっているので、むしろフィールドトリップが楽しみだったのだが、やはりこれがよかった。
まず、今まで行ったことのないホットスポットをいくつも知ることができた。また、疑問があればその場ですぐに専門家に聞けるというのはかなりよかった。
何よりの収穫は、生まれて初めてOwl(フクロウ)を見ることができたことかもしれない。身近な鳥の鳴き声*1ならば、ほぼ聞き分けられるようになったのも大きい。

教材等。
The Sibley Guide to Bird Life and Behavior *2
Peterson Field Guide to Birds of North America (Peterson Field Guides) *3
Peterson Field Guide to Advanced Birding: Birding Challenges and How to Approach Them (Peterson Field Guides) *4
以下は、フィールドトリップで初めて見ることができた鳥。
Barred Owl(アメリカフクロウ)
Rose-breasted Grosbeak(ムネアカイカル) ※オス、メスとも
Ruddy Duck(アカオタテガモ) ※オス、メスとも
Blue-headed Vireo(フタスジモズモドキ)
Snow Goose(ハクガン) ※上空を群れが通過
Northern Harrier( ハイイロチュウヒ)
Least Sandpiper(アメリヒバリシギ
White-crowned Sparrow(ミヤマシトド)
Eastern Meadowlark(ヒガシマキバドリ)
Savannah Sparrow(クサチヒメドリ) ※Song Sparrow(ウタスズメ)との違いをようやく理解

 

  Song Sparrow:尾は長めで先が丸く、胸の縞の中心に斑点がある。さえずりも特徴。湿地、沼地に生息。
  Savannah Sparrow:尾の先は矢羽型、胸は縞のみで、全体的に明るめの茶色。口ばしと目の間が黄みを帯びている。開けた草地に生息。


カメラは2回ほどフィールドトリップへ持っていったが、思った通りほとんど何も撮ることはできなかった。とはいえ、ちゃんとした双眼鏡*5で鳥を見るのはそれだけで十分楽しいということを知った。

*1:Song及びCall

*2:情報量でHandbook Of Bird Biologyには劣るが、大抵のことならこれ一冊で調べられそう。挿絵はすべてカラー。

*3:Petersonの新刊のフィールドガイド。フィールドマークの図解が非常に分かりやすい。東西の鳥を収録

*4:これは自分で買った。かなり突っ込んだ内容でためになる。

*5:Nikon Monarch 8×42