Blue-gray Gnatchatcher

暖かさが少し戻ってきた。明日は雨になるようなので、今日のうちにと散歩へ出ることにした。
川沿いの国立公園は行くのは、ほぼ一ヶ月ぶり。顔ぶれも変わっているに違いない。

にぎやかだったのは、夏鳥のBlue-gray Gnatchatcher(ブユアメリカムシクイ)。まるでおしゃべりしているかのような鳴き声に、つい聞き耳を立ててしまう。

じっとしていると、じゃれ合いながら二羽がすぐそばまでやって来た。その名の通りの美しい色合いの羽。
湿原の木道へ。木のてっぺんでは、Carolina Wren(チャバラミソサザイ)が胸を反らせてさえずっている。

湿原の池にYellow-crowned Night Heron(シラガゴイ)を見つけた。かなり早い飛来のように思うのだが。昨年の夏は見ることができなかったので、二年ぶり。

獲物を見つけたようで、ゆっくり首を伸ばし始めた。

すばやく獲物を捕まえた。エビのような何か。
獲物はいくらでもいるようで、Yellow-crowned Night Heron(シラガゴイ)はこの後も漁を続けていた。

鳴き声を頼りにその姿を探すと、これも夏鳥のCommon Yellowthroat(カオグロアメリカムシクイ)のオスだった。鳴き声だけを聞いた時は、American Goldfinch(オウゴンヒワ)だと思っていた。
帰ってから二つの鳥の鳴き声を聞き比べてみると*1、Common Yellowthroat(カオグロアメリカムシクイ)の方が旋律がしっかりしているような印象だ。次回は聞き分けられるだろうか。

こちらはEastern Bluebird(ルリツグミ)のメス。
冬場あれほどにぎやかだったSong Sparrow(ウタスズメ)、White-throated Sparrow(ノドジロシトド)、Swamp Sparrow(ヌマウタスズメ)などはほとんど姿を消していた。

*1:参照:Bird Guide