トンボ

朝起きた時は見事に晴れていた空、見る見るうちに夏らしい雲がぐんぐん青空を埋め尽くしていった。それでも時折、雲の間から差し込む太陽の光は強烈だ。
まだ二、三時間なら何とか持つだろう。しばらくぶりに川沿いの国立公園へ行くことにした。

このところ続いている雷を伴なう夕立のおかげで、川はかなり増水している。湿原もたっぷりと水を蓄えていた。すさまじい湿気の中を歩く。トンボが多い。
今朝は数えるほどの鳥しか見かけることがない。いつもにぎやかなRed-winged Blackbird(ハゴロモガラス)の声も聞こえない。Common Yellowthroat(ノドグロアメリカムシクイ)のさえずりが妙に響いていた。

道に下りていた青味を帯びた羽を持つ鳥、Blue Grosbeak(ルリイカル)のメスか。