2006-10-30から1日間の記事一覧

平家物語を読む186

巻第十二 吉田大納言沙汰*1 さて鎌倉殿は、全国的に守護の設置と任命を行う権利を朝廷より得て、「日本国惣追捕使*2」となり、田一反ごとに兵糧米を割り当てるべき旨を、朝廷へ申し立てた。朝廷の敵を滅ぼした者は半国を与えられるという事が、法華三部経の…

晴れたので、川沿いの国立公園へ行く。 太陽の光を背に受けながら川沿いの道を歩く。顔を撫でる風はひんやりと冷たいが、背中はぽかぽかと暖かい。 目の端が明るく光る何かを捕らえた。光を浴びて輝く黄色の葉だった。 林のまだ光の届いていない場所で、キク…