House Finch

今朝も空には厚い雲が広がっている。ようやく暖かくなってきたと思ったら、昨日からまた寒くなった。今晩は0度近くにまでなるらしい。
昼が過ぎた頃、隙間なく空を覆っていた雲が面白いようにはけていった。青空を見ていたら我慢できなくなり、出掛けることにした。久しぶりにEastern Bluebird(ルリツグミ)のいる公園へ行ってみよう。

Eastern Bluebird(ルリツグミ)には会えなかった。見かけたのは、このTufted Titmouse(エボシガラ)とHouse Finch(メキシコマシコ)だけ。寒空に、Blue Jay(アオカケス)の叫ぶような鳴き声が響いていた。
ところで、こちらでバードウォッチングをするようになって2年近くになるが、バラバラのまま詰め込まれている情報をきちんと整理したいのと、調べても分からないことが増えてきたこともあり、この1月からCornell Lab of Ornithology(コーネル大学鳥類研究所)のホームスタディ・コースで学んでいる。
教科書は1〜10章まで大きく分かれており、鳥の鳴き声や渡りの研究を始めとして、私にとっては興味深い内容ばかり。また、脚を覆う堅い皮の形状の違い*1は何のためなのか、ヒバリはなぜ第一後趾の爪だけが長いのかなど、未だ明らかになっていないこともあると知ったのは新鮮な驚きだった。

ついでにラボメンバーになったので、年に四回「Living Bird」という雑誌が届く。これも楽しみの一つだ。

*1:全体が細かな板で覆われたようなものや、まったく滑らかなもの、鱗が重なり連なったようなもの、また脚の前後で異なった形状を持つものなどがある