Eastern Phoebe

午前中、川沿いの国立公園へ行く。
川のそばを歩くと、空気がひんやりとして気持ちがいい。風が吹くたびに、木の梢から葉がはらはらと落ちてきた。少しづつ秋らしくなっていくようだ。

朝の光を受けて輝くクモの巣。
先日、ハチドリを見た遊歩道に入る。
Ruby-throated Hummingbird(ノドアカハチドリ)がそこかしこで飛び回っていた。飛びながら花の蜜を吸うもの、二羽で追いかけっこをするものも。

小枝に休んでるところを、ようやく撮ることができた。

光の当たり方で羽の色が異なって見える。光沢のある緑色の羽だが、飛んでいるときは青や黄に見えることもあった。

まぶたを閉じたところ。
飛び方は本当に蜂や虻に似ている。だがやはり鳥なので、人がそばを通っても知らん顔で花の蜜を吸い続ける虫とは違って、すばやく茂みを抜けて飛んでいってしまう。急な方向転換やホバリングを繰り返す飛び方は、実際に目の当たりにすると興奮してしまった。
このところ見かけたRuby-throated Hummingbird(ノドアカハチドリ)はすべて、ノドの赤色がなかった。メスかと思っていたが、皆、幼鳥なのかもしれない。
 ハチドリが蜜を吸っていた花。そこら中に咲いている。
帰ってから調べると、Ruby-throated Hummingbird(ノドアカハチドリ)はTrumpet-creeper(アメリノウゼンカズラ)の花の蜜が好みらしい。今は咲いていないが、そういえば六月頃に今日の場所で見かけたことを思い出した。

六月に撮ったTrumpet-creeper(アメリノウゼンカズラ)の花。

*画像の鳥は、Eastern Phoebe(ツキヒメハエトリ)です