Winter Wren

あまりに天気がいいので、川へ行くことにした。今日はかなり暖かくなるらしいので、訪れる人も増えるだろう。いつもより早めに家を出た。

木の梢でさえずるCarolina Wren(チャバラミソサザイ)。
湿原の木道を静かに歩いていると、脇の茂みで何か毛のある動物が動いた。エサを探すような様子でこちらへ近付いてくる。何だろう、もしかしたらビーバーだろうか。おどかさないように、しゃがんで待った。

この耳は……。

Cottontail(ワタオウサギ)だった。ここで見たのは確か三度目。うさぎということで、何となく親近感を覚える。
今度は木道のカーブの先で、バサッと何か動く音がした。大型の鳥ではと思い、静かに進む。
カーブを曲がったところで、あわてて湿原の池に飛び込むWood Duck(アメリオシドリ)が見えた。オスがメスを連れている。池に倒れた木の幹で休んでいたようだ。あっという間に、池のずっと奥まで行ってしまった。
久しぶりにWood Duck(アメリオシドリ)に会えたのが嬉しくて、いつもはあまり行かない奥の湿原まで足を延ばした。

途中、Red-shouldered Hawk(カタアカノスリ)を見つける。

この冬、何度も会ったあの個体だろうか。

瞬膜がぺろり。

林の奥からPileated Woodpecker(エボシクマゲラ)の「カカカカカカカカ」というけたたましい声が響く度に、後ろを振り返り気にしている様子だった。

Carolina Chickadee(カロライナコガラ)もいました。