Cedar Waxwing

Cedar Waxwing

水曜の夜、夫を迎えに行こうとしたら車のバッテリーが完全に上がっていた。チャージャーをつなぐとエンジンはかかったが、はずすとすぐに切れてしまう。結局この夜、夫は歩いて家まで帰ってきた。といっても30分ほどの距離だ。
これがきっかけになり、以前から運動不足を気にかけていた夫は歩いて仕事へ行っている。私も半分ほど一緒に歩き、そこから折り返す。
道は片側一車線、ぽつぽつと家が並び、木が多く残る。普段は一瞬で通り過ぎてしまう道を自分の足で歩くと、それまで見えていなかったものが見えてきて面白い。せわしなく木の実を食べているのはAmerican Robin(コマツグミ)の群れだった。
今朝も夫と共に家を出た。帰り道、歩道近くの常緑樹にRobinサイズの鳥が群がっているのを見つけた。にぎやかに動き回りながら木の実を食べている。暖冬だったせいか十二月に一度見たきりになっていた冬鳥、Cedar Waxwing(ヒメレンジャク)だった。「とうとうやって来た」と今日は一日、嬉しかった。