ヒルガオ

川沿いの国立公園へ行く。着いたのは十時過ぎ、日差しは強かったが、川のそばには涼しい風が吹いていた。
川のあちこちで、Great Blue Heron(オオアオサギ)の姿が見られた。

川から突き出た流木の先に、猛禽類らしい影を見つける。
Osprey(ミサゴ)のようだ。
ここで見たのは初めてだが、確かこの辺りでは営巣しないはず。移動の途中だろうか?
湿原の木道に入ると、それほど遠くない場所から、にぎやかな小鳥の鳴声が聞こえてきた。群れのようだ。少し待ってみることにする。

まず現れたのは数羽のBlue-gray Gnatcatcher(ブユムシクイ)、全長11センチほどのかなり小さな鳥(ハチドリは9センチちょっと)。
枝に止まったかと思うと、すぐに飛び立ってしまう。その度に尻尾の白い部分がキラキラ光った。

中には幼鳥もいたようで、親鳥がエサを与える場面もあった。
群れには他の小鳥も混ざっている。

このCarolina Chickadee(カロライナコガラ)も小さく、全長は13センチほど。この群れの中では、Tufted Titmouse(エボシガラ)がやけに大きく見えた。
「カカカカ」と木の幹をつつきながら駆け回るWhite-breasted Nuthatch(カオジロゴジュウカラ)を目で追っていたら、目の前の茂みから青色の鳥が飛び出した。

Indigo Bunting(ルリノジコ)のオスだ。この辺りで見られる三種の青い鳥の中で、最も鮮やかな青を帯びている鳥。

Carolina Wren(チャバラミソサザイ)もいる。
見慣れないWarbler(アメリカムシクイ)が何羽か混ざっていた。

Swainson's Warbler(チャカブリアメリカムシクイ)だろうか。
これほどの群れに囲まれたのは久しぶりのこと、嬉しい。