走っているクロの姿を撮る。


安野光雅の「絵のある人生―見る楽しみ、描く喜び― (岩波新書)」の中に、19世紀にカメラが発明された時、瞬間的に切り取られた動作が、それまで想像していたものとまったく違うので、人々は非常に驚いたとある。うさぎが耳を立てたまま走っているということも、その一つだという記述を、面白く読んだ。
そう言われてみると、普段うさぎが走っている時、耳を立てているかどうかまで注意を向けてはいなかったことに気付く。そして、写真にして見てみると、確かにうさぎは耳を立てて走っていた。




*画像の鳥は、Blue Jay(アオカケス)です