第二百二十六段 後鳥羽院の治世*1の頃、古典に造詣が深いと評判の信濃前司*2・行長*3は、白氏文集*4の新楽府*5の問題点を天皇の御前で討議する当番に呼ばれた際、七徳の舞*6にいわれる七つの徳のうち二つの徳を忘れていたので、五徳の冠者とあだ名を付けられ…
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