2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Arctic Lace

カシミヤ*1より更に柔らかく、ウール*2の約8倍の温かさを持ち、そして他のどの繊維よりも丈夫だと言われるのがQiviut(キヴィエット)、アラスカに生息するMusk Ox(ジャコウウシ)の下毛より紡がれる繊維である。 アラスカの伝統的なレース編み(Knitting …

日曜、涼しいうちにと午前中、近所の自然保護区域へ散歩に向かう。昨年の春に一度だけ訪れたことのあるWood Duck(アメリカオシドリ)の生息している場所だ。 都市部とは思えないような風景が広がっている。沼のほとりには、チドリの姿もある。遊歩道を歩い…

徒然草を読む78

第九十四段 常磐井*1の太政大臣*2が院*3の御所の勤務へ向かった際、勅書を持った北面の武士に出会ったのだが、この武士が馬から降りたのを、太政大臣は後に、「北面の武士の某は、勅書を持ちながら馬から降りるような者である。その程度の者が、どうして君主…

徒然草を読む77

第九十三段 「牛を売っている者がいた。買おうとする人がいて、明日、その金額を渡すので、牛を受け取りたいと言った。だが、夜の間に牛は死んでしまった。買おうとした人には利であり、売ろうとした人には損だ」と語る人がいた。 これを聞いて、そばにいた…

いつの間にかクロがおしっこを飛ばさなくなっていることに今日、気付いた。

徒然草を読む76

第九十二段 ある人が弓を射るのを習った際、始めに射る甲矢*1と後に射る乙矢*2の二本*3を手に挟んで的へ向かったところ、師は「初心の人は、二つの矢を持ってはならない。なぜなら、後に射る矢を当てにして、始めに射る矢をなおざりにしてしまうからだ。常に…

徒然草を読む75

第九十一段 赤舌日*1というのは、陰陽道では問題とされない。昔の人はこれを忌むべき日だとして避ける事がなかったのに、一体、誰が言い出して忌むべき日と避けられるようになったのだろうか。この日に行われる事は終わりまで成就しないといい、その日に言っ…

明日から少しづつ天気が崩れるようなので、今日のうちにと、川へ行くことにした。昼前なのに既に暑い。日差しが真夏のよう。 先週と変わらず、湿原の水かさは増したままだ。たくさんのヒナ鳥を連れて、Mallard(マガモ)の母親がやって来た。 ヒナ鳥は全部で…