第百十五段 宿河原*1という所に、梵論梵論*2がたくさん集まって、九品*3の念仏を唱えていたところ、見知らぬ梵論がやって来て、「ひょっとしてこの中に、いろおし房という名の梵論はおいでになりますか」と尋ねた。中から、「いろおしはここにおります。そう…
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