第六十段 真乗院*1に、盛親*2僧都という、仏教の知識に優れた高貴な僧がいた。芋頭*3というものを好み、よく食べていた。法談の座においても、大きな鉢に芋頭をうず高く盛ったものを膝元に置き、食べながら仏典を読み、講義を行った。病を患った際には、七日…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。