巻第八 法住寺合戦*1 後白河法皇の味方についた近江守・仲兼*2が五十騎ほどで法住寺殿の西の門を警固していると、そこへ近江源氏の山本冠者義高が急ぎやって来た。「一体、あなた方は誰を守ろうとしているのか。法皇も天皇も他の場所へ移動されたと聞いたぞ…
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