2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

平家物語を読む116

巻第七 福原落*1 三位中将・維盛卿以外は、大臣・宗盛公を始めとして皆が妻子を連れて都を出ていたが、一段身分の低い人々はそれほど連れて行く訳にもいかず、次はいつ会えるかもわからないまま、妻子を都に残して出てきていた。いつの何時に必ず帰ってくる…

クロは以前のように、よく食べてよくフンをするようになった。 ドライフルーツを差し出すと、フンフン鼻を鳴らしてやって来る。 それでも、パパイヤやパインなどはあまり食べようとしない。胃腸の具合が完全ではないことを、分っているのかもしれない。 耳を…

平家物語を読む115

巻第七 一門都落*1 池の大納言・平頼盛*2卿も、邸・池殿*3に火をかけて都を発ったが、鳥羽殿*4の南門の辺りで、「忘れた事がある」と言って、平家のしるしである赤い布を切り捨てると、自分の軍勢・三百騎を連れて都へ引き返した。平家の侍である越中次郎兵…

クロは、フンの状態も元通り、ドライフルーツにも飛びついてくるようになった。 部屋には、朝と晩にそれぞれ1時間づつ、計2時間ほど出すことにした。これまでも徐々に減らすようにはしていたのだが、それでも多い日には計5時間ほど出していた。 今後は、しっ…

日本に帰る時の土産を探していて、店のキッチンコーナーで見つけたうさぎのソルト&ペッパーミル。 ついつい我が家用にも買ってしまった。 大きいサイズもあったが、ミニサイズを購入。 後ろにマグネットがついている。 こちらの商品です。

平家物語を読む114

巻第七 青山之沙汰*1 この経正は十七歳の時、宇佐八幡宮へ奉幣の勅使として派遣された。その際に仁和寺の御室から琵琶の名器・青山を与えられ、宇佐の社殿にて秘曲を弾いたところ、こうした名手の演奏を聞きなれている訳ではないお供の官人でさえ、皆が衣の…

平家物語を読む113

巻第七 経正都落*1 修理大夫・平経盛*2の息子である皇后宮亮・経正*3は、幼少の頃は仁和寺の御室*4のもとで、学問修業を行っていた。よって、このように慌しい中でも、その頃に受けた恩情を心に強く思い出し、侍五、六騎を連れて仁和寺へと駆けつけた。門前…

新しいフィーダーを置いてから、Northern Cardinal(ショウジョウコウカンチョウ)が通ってくるようになった。 初日はオスだけだったが、ここのところはオスもメスもやってくる。時に、オスとメスが並んでひまわりの種をつついている時も。 この季節、Northe…

昨日の夜には食べるエサの量も増えてきたクロだが、あまりフンをしていないので気になっていた。 が、今朝になってトイレを覗くと、小さいものの、たくさんのフンをしていたので少し安心する。 いつもなら飛びついてくるドライフルーツには見向きもしない。…

入院

今朝は8時前に夫と二人で家を出た。昨日の深夜、救急動物病院に入ったクロを迎えにいくためだ。家を出る前に病院に電話をしたところ、クロは食事も少ししており、好調だということ。 昨日の昼過ぎ、私が目を離したすきにクロは点灯しているルームライトのコ…

平家物語を読む112

巻第七 忠教都落*1 薩摩守・平忠度は、一体どの辺りで引き返したのだろうか、侍五騎と元服前の従者一人の七騎で都へ戻り、五条の三位・藤原俊成*2の邸を訪ねると、門戸が閉じていて開かない。「忠度が参りました」と伝えると、「落人が帰って来た」とすぐに…

枝垂れ桜

四国にいた時のこと、平野の桜が終る頃になると、よくK峠の枝垂れ桜を訪ねた。 K峠までは、街から車で優に二時間はかかる。山奥へ向う道は狭く曲がりくねっていた。初めは道の脇を流れていた川がいつしか深い谷川に変る頃、山側に張り付くように神社が現れる…

平家物語を読む111

巻第七 聖主臨幸*1 六波羅は、皇居となった事もあり*2、高倉・安徳両天皇が訪問なされた邸も多かった。かつての皇居の門は虚しくその礎だけを残し、天子の乗った御輿があった事を示すのはその跡だけである。また六波羅は、后たちが宴を開いた場所でもあった…

晴れたので、川沿いの国立公園へ行く。今朝は車から降りて歩き出すや否や、辺り中から小鳥の声が響いてきた。 林の方へ木道を折れると、たくさんの小鳥が木の上で群れている。ちらちらと、黄色の部分が見えた。 Palm Warbler(ヤシアメリカムシクイ)のよう…

平家物語を読む110

巻第七 維盛都落*1 摂政・基通殿が姿を消したと聞いた平家の侍・越中次郎兵衛盛次は、何とか追いかけて連れ返そうと思ったが、人々に制されて思いとどまった。 三位中将・維盛は、日頃から妻子と別れる日が来る事を予期していたが、いざその時がやって来ると…

クロが床ではなく、椅子の上でくつろぐ時は、少し涼しい時のようだ。 どこが暖かいのかよくわかっているのだろう。 ソファに乗るクロ。時々、このまま背もたれの上まで駆け上がります。

引越し後の生活も落ち着いたので、一ヶ月ぶりに川沿いの国立公園へ向う。 もう冬鳥はすっかりいなくなっていた。 どこからか、たくさんの小鳥の鳴声がしきりに聞こえてくる。上空を飛び回っているツバメだった。Northern Rough-winged Swallow(オビナシショ…