巻第八 大宰府落*1 大宰府を都と定め、内裏を造る相談をしていた平家は、維義の謀反を耳にして、どうしてかと狼狽した。大納言・平時忠卿が「維義という者は、小松殿*2に仕える御家人でした。小松殿の人々を送って、説得させるのがいいのではないでしょうか…
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