2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

早いもので、クロはもうほとんど新しい部屋に慣れたようだ。機嫌のいい時は、後ろ足をバタバタさせながら部屋を跳ね回っている。 心配していたおしっこ飛ばしも、たいしたことはなかった。 テーブルの椅子の上でくつろぐクロ。 *画像は、非常時に逃げ込むた…

今日は気温が上がった。外を歩くだけで汗ばむほど。 夕方、ほんの少しだけアパートの中を散歩する。聞き慣れたさえずりがする方へ向った。 Carolina Wren(チャバラミソサザイ)だ。さえずりの合い間に、かわいらしい仕草を見せてくれた。 頭を枝にこすりつ…

平家物語を読む100

巻第七 火打合戦*1 木曾義仲は自分自身は信濃にいながら、越前国の火燧が城*2に陣を構えさせた。その城郭にこもるのは、平泉寺*3長吏*4・斎明*5威儀師、稲津新介*6、斎藤太、林六郎光明*7、富樫入道仏誓*8、土田*9、武部*10、宮崎*11、石黒*12、入善*13、佐…

昨日、小鳥がフィーダーに来た気配はなかった。 窓に近すぎるのだろうか、と夫を話したりしていた。 右がフィーダー、左がバードバス。バードバスは植木鉢を入れてつり下げるものに、植木鉢の受け皿をはめて、水を入れた(夫作)。 今朝も鳥はやって来なかっ…

夏時間になり、夜七時を過ぎてもまだまだ明るい。 Carolina Wren(チャバラミソサザイ)が、体全体を使ってさえずっていた。 アパート内にあるフィーダーに来ていたMourning Dove(ナゲキバト)。

少しづつ、クロを部屋に出す時間を増やしている。 家具が変っていないせいか、思ったより早くクロは新しい部屋に慣れそうな様子だ。おしっこを一度した部屋の角にトイレを置くと、次からはちゃんとトイレを使っていた。えらい。 夜、初めて新しい部屋で、体…

今日は見事に晴れたが、風が冷たい。アパートの中をちょっと散歩するのに、片付けてしまっていた上着を、また引っ張り出してきた。 よく通る声でさえずっていたNorthern Cardinal(ショウジョウコウカンチョウ)のオス。 Eastern Towhee*1(ワキアカトウヒチ…

今度のアパートは部屋のすぐ目の前まで木立が来ている。前のアパートとは1マイルと離れていないが、この環境がとても気に入って決めた。 鳴声だけで、小鳥の数が段違いに多いこともわかる。敷地内に背の高い木が多いのは、恐らく原生林の樹木をそのまま残し…

引越しの荷物もほぼ片付いたので、今日の昼間、少しの時間クロを部屋に出した。 クロはカーペットのにおいをかぎながら、恐る恐る部屋を調べまわっていたが、ソファやテーブルの椅子にはためらいなく上がっていた。ちゃんと覚えているようだ。 少し腰が引け…

明日の朝、アパートを移る。 今朝、テーブルをばらしたり机を動かしたりしなければならなかったので、その間、クロはケージに入れておいた。 夜にはほぼ準備が済んだので、クロを部屋に出した。すっかり変ってしまった部屋をあちこち調べまわるクロ。 部屋の…

夫婦

二十二、三歳頃だったと思う。ある田舎のそば屋で、向かい合ったまま一言も喋らずにもくもくと食事をする老夫婦を見た。食事を終えると、どちらからともなく立ち上がり、女性が支払いを済ませた。二人は男性を前にして、やはり黙ったまま店から出ていった。…

平家物語を読む99

巻第七 竹生島詣*1 大将軍の維盛・通盛は前進したが、副将軍の経正・忠度・知教・清房などはまだ、近江国の塩津や貝津に控えていた。この中の経正とは、詩歌・管絃に長じた人である。このような状況の中でも、心を澄ませると湖の端に出て、はるか沖にある島…

晴れたので、川沿いの国立公園へ行く。 「ジジジ」と鳴きながら、枝から枝へと渡っていたTufted Titmouse(エボシガラ)。 今朝は、American Goldfinch(オウゴンヒワ)がよく群れていた。冬羽のと夏羽のが入り混じっているようだ。 左:冬羽 右:夏羽 下流…

眠っている時、相変わらずクロは別人のような顔をしている。 別の生き物になっている。 今日は、寝起きの表情が撮れた。目が若干、釣り上がっているよう。 その後、ケージから出てきた。 伏し目がちなクロ。顔を洗い終えたところ。 白目がちなクロ。抱き上げ…

近頃のクロは、これまで以上に足にまとわりついてくるような気がする。 歩いていても、ついて来ます。 引越しの準備で変っていく部屋に何となく不安を感じているのか、それとも春だからなのか……。 *画像の鳥は、Eastern Bluebird(ルリツグミ)のオスです

平家物語を読む98

巻第七 北国下向*1 そうしているうちに、義仲が東山・北陸の両道を従え、五万騎ほどの軍勢で今すぐにも京へ攻めてくるという噂が流れた。平家は昨年から「来年は馬に若草を食わせる四月頃に、戦があるだろう」と伝達していたので、山陰・山陽・南海・西海の…

平家物語を読む97

巻第七 清水冠者*1 寿永二年三月上旬、兵衛佐・源頼朝と木曾冠者・源義仲の間には不和が生じていた。頼朝は義仲を追討するため、総勢十万騎以上で信濃国へ出発した。依田の城でこれを聞いた義仲は、城を出て信濃と越後の境の熊坂山に陣を構えた。頼朝が信濃…