巻第一 鱸*1 その子どもは諸衛の左*2になった。忠盛は昇殿したので、人々は殿上の付き合いを拒むことができない。そのころ忠盛が備前国から都へ赴いたさいに、鳥羽院は「明石浦はどんな様子だ」と、お尋ねになった。忠盛が、 有明の月も明石のうら風に浪ばか…
ここ一週間くらいで、クロはいつもに増して元気になった。 なわばり意識が更に強まったらしく、だいたい同じ場所でしていたフンをいろいろな場所でバラバラとするようになった。人にもしきりに擦り寄ってくる。 目を閉じた瞬間のクロの顔。
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