二日ほど前から三月下旬とは思えない気温が続いている。
毛糸の帽子や手袋はすべて洗濯して片付けてしまったので、適当に厚着をしていつもの川へ向かう。寒いせいか、駐車場に車は数台しかなかった。
とはいえ、鳥の顔ぶれは変わってきている。空を見上げると、Northern Rough-winged Swallow(オビナシショウドツバメ)らしき鳥が何羽も飛び回っていた。はっと目を引く美しい青灰色の羽はBlue-gray Gnatcatcher(ブユムシクイ)だった。どちらもこの辺りでは夏鳥。
冬鳥もまだ残っている。こちらはRuby-crowned Kinglet(ルビーキクイタダキ)。Winter Wren(ミソサザイ)も見かけた。
Carolina Chickadee(カロライナコガラ)です。
湿原に響き渡るのはRed-winged Blackbird(ハゴロモカラス)のオスのさえずり。
Red-bellied Woodpecker(ズアカシマセゲラ)もいました。
今朝は久しぶりにCottontail(ワタオウサギ)に会った。
珍しくひらけた場所に出ている。
と思ったら、私に気付いてやぶの中へ駆け込んでしまった。
この時知ったのだが、実はやぶの中にはもう一匹Cottontail(ワタオウサギ)がいて、入れ替わるようにやぶを抜けて走り出した。そのまま林の奥へと駆けて行く後姿は、跳ねるたびに尻尾の裏側の白い毛がちらちらと見え、何ともかわいらしかった。