朝晩の一日二回、決まった時間をクロは部屋で過ごす。この生活にすっかり慣れたクロは、ケージの中にいる時も適当にくつろいでいて、特に不満はなさそうに見える。
そんなクロだが、たまにケージの扉をガンガン鳴らして人を呼ぶことがある。たいていは以下の三つの理由のどれかが当てはまる。一つはご飯の時間が遅れている時、もう一つは部屋に出る時間が遅れている時。そして最後の一つは、クロからは見えない場所で夫と私が話しをしている時。ケージのそばで話しをしている時は知らん顔なのに、面白いものである。
水を飲んだ後のクロ。水滴が残っています。