Cedar Waxwing

みぞれ混じりの雨も、昨夜のうちに上がった。
川沿いの国立公園へ行く。湿原の水には薄い氷が張っている。水に浮かんでじっとしているMallard(マガモ)のつがいの姿が、あちこちで目につく。
にぎやかな鳴声がして、やって来たのはCedar Waxwing(ヒメレンジャク)の群れだった。まだいたとは、嬉しい。

何十羽もいるそれぞれが枝から枝へと飛び回るので、どこを見ればいいのかわからないくらいだ。枝についている木の実をせっせと食べている。

幼鳥だろうか。羽の色合いがおぼつかない。
英名Waxwingの由来となった羽の先の蝋状物質だが、ある個体とない(又は、少ない)個体がいた。

羽の先の方にある赤いものが蝋状物質。尾羽の先の黄色と相まって、この鳥をますます美しく見せる。

こちらは蝋状物質が見当たらない。

湿原の浅いところで群れていたSparrowはSwamp Sparrow(ヌマウタスズメ)か。両足でジャンプして、出てきた虫か何かをつついて食べていた。

Red-headed Woodpecker(ズアカキツツキ)の幼鳥も、いつもの木にいました。頭の赤味が少し増したような気もします。
道沿いで、獲物を捕らえるRed-shouldered Hawk(カタアカノスリ)を見かけた。その少し後、散歩していた男性に「Hawk、見たかい?」と声をかけられる。「見た」と答えると、自分も見たと嬉しそう。こういうことはHawkに関してはよくある。Great Blue Heron(オオアオサギ)やWoodduck(アメリオシドリ)、Yellow-crowned Night Heron(シラガゴイ)などは素通りする人でも、Hawkの魅力にはやはり勝てないということだろうか。